2020/05/28

「糸の記憶 アーツ前橋所蔵作品から」開催について

地域ゆかりの作家さんやアーツ前橋の活動に関連のある作家さんの作品など、アーツ前橋開館前から収蔵してきた作品の中から、今年度は「糸の記憶」「場所の記憶」というテーマで1階ギャラリーにて公開されます。
前期展示では、近代の洋画・日本画作品による表現をご覧いただき、描かれている服飾表現に注目していただきます。人物の生活や雰囲気を特徴づけるほか、文化や社会、時代も反映されています。そういった点に着目しながらご覧いただくのも楽しいと思います。
後期展示では、生糸や絹、養蚕にまつわる表現の紹介で、蚕の一生を描いた髙橋常雄の「お蚕様」、桐生に残る銘仙を撮影した石内都の「絹の夢」シリーズが展示されます。
また、アーツ前橋の初代と2代目ユニフォームを制作過程と共に紹介。会場内スタッフが自分なりのアレンジで着用します。

◆会期
6月1日(月)~9月29日(火)
※会期等が変更になることがござます。最新情報はアーツ前橋のホームページをご確認ください。
◆会館時間
10時~18時(入館は17時30分まで)
◆休館日
水曜日
◆観覧料
無料
◆会場
アーツ前橋ギャラリー1 (1階)
前橋市千代田町5-1-16
電話 027-230-1144
◆出品作品
久保繁造・清水刀根・正田壤
髙橋常雄・田中青坪・田村清男
中村節也・南城一夫・福田貂太郎  など
 
  • 「糸の記憶 アーツ前橋所蔵作品から」開催について

    田中青坪《S婦人》1959年