• 太陽の鐘

アートや文化施設も熱い前橋

世界的芸術家の作品も見逃せない! 多彩なアートと文化の街

芸術好きにはたまらない、見ごたえのある文化施設や作品がある前橋市。2018年には、世界的芸術家である岡本太郎氏による作品「太陽の鐘」が広瀬川沿いに設置されました。その近くには「アーツ前橋」があり、洗練された空間の中、多彩な作品を鑑賞できます。他にも、前橋市にゆかりのある詩人の資料を展示している「前橋文学館」、和の情緒溢れる「臨江閣」など、深い歴史にも触れられます。前橋散策で、アートと文化と歴史を楽しんでみませんか?
<写真:太陽の鐘>

洗練された空間が魅力の美術館「アーツ前橋」

前橋市の中心市街地に位置する「アーツ前橋」は、白いパンチングメタルの外壁と、洗練された空間デザインが印象的。定期的な展覧会に加え、地域密着型のイベントやワークショップなども開催しています。一階には、芸術・美術に関する図書を閲覧できる「アーカイヴ」や、衣類や雑貨をはじめとした可愛らしい商品を取り揃える「ミュージアムショップ mina(ミーナ)」、自家焙煎コーヒーを味わえる「ROBSONCOFFEE ARTS MAEBASHI」などもあり、気軽に立ち寄れます。
展覧会
廣瀬智央「地球はレモンのように青い」

廣瀬智央「地球はレモンのように青い」

会期:2020年6月1日から7月26日

​ミラノを拠点に活動を続ける美術作家、廣瀬智央(1963-)の個展を開催中です。1990年代から美術家として活動する廣瀬さんは、豆やパスタをはじめ誰もがよく知る日常の素材を用い、豊かさと貧しさ、人工と自然、ミクロとマクロなど相反する要素が共存する詩的な表現をおこなうことで知られています。
《写真:レモンプロジェクト03  1997年》

萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち「前橋文学館」

広瀬川沿いに建ち、主に前橋市出身の詩人・萩原朔太郎を中心とした貴重な資料の常設展示を行う「前橋文学館」。常設展示の他に企画展も開催しており、会期中の多彩なイベントは必見です。史上最年少で松本清張賞を受賞した前橋市出身の作家・阿部智里氏や、人気漫画家・清家雪子氏を招いたトークイベントでは、多くの女性たちが集い話題に。また、俳優の篠井英介氏や長谷川初範氏が出演したリーディングシアターなど、常に新しい切り口で文学の魅力を伝えています。すぐ近くには朔太郎の生家を移築し復元した「萩原朔太郎記念館」があり、無料で中を見ることが可能。川沿いの歩道は「広瀬川詩の道」と呼ばれ、朔太郎の詩碑が佇んでいます。
企画展
わたしたちはまだ林檎の中で眠ったことがない ‐第27回萩原朔太郎賞受賞者 和合亮一展‐

わたしたちはまだ林檎の中で眠ったことがない ‐第27回萩原朔太郎賞受賞者 和合亮一展‐

会期:2020年2月8日から7月12日

和合亮一さんは、高校教師をしながら、詩人として地元福島を拠点に活動をしています。本展では、試作にとどまらず、ポエトリーリーディングやラジオパーソナリティとしての活動、演劇・オペラ・校歌・創作神楽を手掛けるなど、多彩な表現で福島から発信を続ける、第27回萩原朔太郎賞受賞詩人 和合亮一さんをご紹介いたします。

日本近代詩の父「萩原朔太郎記念館」

「日本近代詩の父」と称される、前橋市出身の詩人・萩原朔太郎。朔太郎の生家の一部を移築復元したものを記念館として保存してします。当初の場所から何回かの移転がありましたが、2017年4月に敷島公園から前橋文学館向かいの広瀬川河畔緑地に移ることになり、朔太郎が過ごした「まちなか」エリアに帰ってきました。土蔵は朔太郎が写真の現像に使用した場所でもあり、文学館と合わせて見学したいスポット。

前橋市の新たなシンボル「太陽の鐘」

2018年3月に、世界的芸術家である岡本太郎氏による作品「太陽の鐘」を広瀬川沿いに設置。春は桜、夏は新緑が美しい、広瀬川の景観にふさわしい印象的なシンボルとして市民に親しまれています。1966年に作られた「太陽の鐘」は、もともと、静岡県内のレジャー施設に設置されていました。しかし、その後施設が閉園して幻の作品に。そこで、前橋市の新たなシンボルを探していた街づくり支援団体「太陽の会」が、前橋市活性化のために移設を提案し、寄付金を募って市へ寄贈。今では、アートな街・前橋を象徴する作品となりました。なお、太陽の鐘は鑑賞用であり、特別なイベントの際にのみ鐘を撞くことができます。

広瀬川の遊歩道沿いに佇む「広瀬川美術館」

広瀬川の遊歩道沿いに佇む「広瀬川美術館」。前橋市出身の画家である近藤嘉男氏のアトリエと絵画教室として、1948年に建てられました。その後修復され、1997年からは美術館として再生。当時の面影をそのまま残す鉄格子の窓が印象的な建物は、国登録有形文化財に登録されています。現在は、近藤嘉男氏の油絵を約200点公開展示しており、他にも美術品の企画展示なども行っています。世界でも希少と言われる大型の蓄音機「クレデンツァ」があり、1階のホールでは定期的にコンサートを開催。美しい音色と美術鑑賞を優雅に楽しめる空間が広がります。

前橋の深い歴史を感じさせる、国指定重要文化財「臨江閣」

明治17年に迎賓館として建てられた「臨江閣(りんこうかく)」。本館・別館・茶室から成る国指定重要文化財です。見応えのある近代和風の木造建築と、手入れの行き届いた日本庭園が絵になります。中へ一歩足を踏み入れると、木の温もりが何とも心地良い空間が広がり、窓ガラスや障子などからは懐かしさを感じられます。夕暮れどきは、渡り廊下に差し込む陽射しが美しいです。別館2階の大広間は、シャッターポイントとしてもおすすめ。夜間にはライトアップされており、昼とは違った魅力も。多くのドラマや映画などのロケ地として利用されているので、思い出の名シーンに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

アート・文化施設マップ

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