龍海院

りゅうかいいん
「是」の字を握る夢に由来する前橋初代藩主の菩提寺

岡崎城主だった徳川家康の祖父・松平清康が創建した酒井家の墓所。「大珠山是字寺龍海院」の名は、「是」の字を握る夢に由来しています。ある時「是」の字を左手に握った夢を見た清康公は、竜渓院住職の模外惟俊大和尚にその意味を尋ねると、「この字は日下人に分けられ、これを握るということは、戦国の分裂の世が統一される吉兆。君公により実現しなくとも孫の代までに実現する」との答え。喜んだ清康公は、享禄三(1530)年、岡崎城下に模外禅師を開山とする満珠山是字寺龍海院を建立。徳川氏には既に大樹寺という菩提寺があったため、家老の酒井正親公に外護を命じ、以降は酒井氏の菩提寺になりました。
初代から15代までの酒井家歴代藩主の墓と、酒井家の分家・伊勢崎藩主の初代と6代の墓があります。

エリア
前橋駅徒歩圏内
カテゴリ
寺社・仏閣
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#寺
住所 群馬県前橋市紅雲町2-8-15
公式サイト
駐車場あり